2007年 11月 27日
チューリッヒは前衛が住む街だったのか??? |
UNTERHOERT!を観るためにチューリッヒへ。音楽の前に中央駅で見つけたのは、宙に浮かぶニキ・ド・サンファルのオブジェ。彼女の夫のジャン・ティンゲリーのキネティック・アートも近くのチューリッヒホルンにあるが、動かすのは日曜日の11時から12時までの1時間だけとか。(註:スイス人の近くは徒歩30分ぐらいまでを言うらしい)
チューリッヒに行ったらダダ発祥の地?キャバレー・ボルテール跡に行きたいとずっと思っていた。しかし、シュピーゲルガッセは旧市街にあると教えてもらったもののどうやって行くのかと悩んでいたら、連れていってもらえることになった。そこから100Mも離れていないところに、時期を同じくしてレーニンも住んでいた(写真右)。フーゴー・バルやトリスタン・ツァラとの接点はあったのだろうか。否応なしに想像は膨らむ。なぜなら、どちらも「前衛」だったからである。帰国後、それについて書かれた本『レーニン・ダダ』ドミニク・ノゲーズ著/鈴村和成訳(ダゲレオ出版)を読んだ。面白い。
建物にあったプレートは、2002年2月5日から4月2日まで再開されたというR.I.P.だった。
2004年9月30日キャバレー・ヴォルテールの名でカフェ・バーとして再オープン。訪れた時は閉まっていたが、イベント等も行われているようだ。再開に至るまでいろいろあったようだが、もはやここはキャバレー・ヴォルテール”跡”ではなかった。
HPはコチラ>>>
by kazuey1113
| 2007-11-27 14:28
| misc.