2006年 11月 18日
アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハ『Twelve Tone Tails Vol.1 & Vol.2』 |
アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハの最新作はソロ・ピアノ集。グローブ・ユニティの対極ともいえるピアニストとしての世界。Vol.1は師であったベルント・アロイス・ツィンマーマンの作品《Allegro Agitato》以外は彼の作品、Vol.2ではエリック・ドルフィーやセロニアス・モンクの作品も演奏。シュリッペンバッハの約半世紀に渡る音楽生活が集大成されたといもいえるアルバムだ。
以前、セシル・テイラーが雑談の中でこうつぶやいていた。「アレックスは60年代ヨーロッパで僕と同じようなことをやろうとしていた」。ピアニスト多しといえどセシル・テイラーに伍するピアニストは彼しかいない。推薦盤!!!
(ただし所謂フリージャズではありません)
内容詳細はIntakt Recordsのこちらで。
日本国内の流通状況は不明だが、Intakt Recordsのここから購入可能。
by kazuey1113
| 2006-11-18 13:25
| new release