2009年 04月 02日
2009年度SWRジャズ賞はイングリッド・ラウブロック |
南西ドイツ放送協会(SWR)による2009年度SWRジャズ賞(SWR JAZZPREIS 2009)の受賞者は、ドイツ生まれでロンドン在住の新進サックス奏者イングリッド・ラウブロックに決まった。昨年(2008年)にリリースされたライアム・ノーブル(p)とトム・レイニー(ds)とのトリオによるCD『SLEEPTHIEF』(Intakt Records)が大変高く評価された。7月2日の受賞コンサートでもそのトリオが演奏する予定。
『SLEEPTHIEF』での演奏は、(フリー)ジャズといわゆるインプロ(あるいはヨーロッパ・フリー)の境界線上のサウンドというか、そのそれぞれの要素が違和感なく融合、再構成されているところが極めてユニーク。60年代に生まれたジャンル内ジャンル、フリージャズとかインプロという括りなど彼女にはきっとどうでもよいことなのだろう。自由な発想が面白く、サウンドは豊かでサックスの音色は美しい。ライナーノートはスティーヴ・ベレスフォード、イギリス的なユーモア感覚が楽しめる。高瀬アキとも演奏活動しているジルケ・エバーハルドといい、最近は女性サックス奏者が元気だ。
SWRによる公式発表はコチラ>>>
眠りを盗まれぬように…。
『SLEEPTHIEF』での演奏は、(フリー)ジャズといわゆるインプロ(あるいはヨーロッパ・フリー)の境界線上のサウンドというか、そのそれぞれの要素が違和感なく融合、再構成されているところが極めてユニーク。60年代に生まれたジャンル内ジャンル、フリージャズとかインプロという括りなど彼女にはきっとどうでもよいことなのだろう。自由な発想が面白く、サウンドは豊かでサックスの音色は美しい。ライナーノートはスティーヴ・ベレスフォード、イギリス的なユーモア感覚が楽しめる。高瀬アキとも演奏活動しているジルケ・エバーハルドといい、最近は女性サックス奏者が元気だ。
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眠りを盗まれぬように…。
by kazuey1113
| 2009-04-02 22:42
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