横井一江のブログ "jazz,improvised music...and beyond"


by kazuey1113

高瀬アキ帰国ツアー

高瀬アキが11月に帰国し、ツアーを行う。

来年、ジルケ・エバーハルト(sax,cl)とのデュオでオーネット・コールマンの初期作品を取り上げたCDがIntakt Recordsからリリースされる予定の高瀬、新宿ピットインでは林栄一、井野信義を迎え、「オ-ネット・ コールマン選集(1958-1968)」と題して、《Free》、《Peace》、《Little Symphony》他オーネットの知られざる作品にスポットを当てる。また、2001年からシアターΧで定期的に行われているドイツ在住の作家多和田葉子とのデュオ・パフォーマンスは、「詩人の休日」というテーマで公演。他に井野信義と各地で演奏する。

*オ-ネット・ コールマン選集(1958-1968)
11月17日 東京 新宿「ピットイン」Tel:03-3354-2024
出演:高瀬アキ(p)、林栄一(sax)、井野信義(b)

*高瀬アキ&多和田葉子「詩人の休日」
11月19日 東京 両国「シアターX」Tel 03-5624-1181
11月22日 新潟 新潟大学人文学部・総合教育研究棟A棟3階・学際交流室(予定)
*学生のためのワークショップ
11月23日 新潟 新潟県民会館小ホール 
公演に先立ち、同会場で、午後5時から6時30分まで、シンポジウム「前衛とネットワーク」を開催。シンポジウム参加者は副島輝人、岡島豊樹、赤塚若樹、横井一江、司会は鈴木正美。
詳細はこちら
新潟公演・ワークショップの問い合わせ先:鈴木正美(新潟大学人文学部Tel&Fax 025-262-7254 E-mail: masami@human.niigata-u.ac.jp)

*高瀬アキ&井野信義
11月28日 京都「ラグ」Tel 075-255-7273
11月29日 名古屋「ジャズ・イン・ラブリー」Tel 052-951-6085
11月30日 豊田「キーボード」Tel 0565-34-1031
12月1日 神戸「ビックアップル」Tel 078-251-7059
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# by kazuey1113 | 2006-11-06 18:49 | informaion
c0098087_21551256.jpg『Misha Mengelberg/Afijn』(DVD ICP044 DADA IMAGES03)

現在ICPオーケストラと共に来日中のミシャ・メンゲルベルク。彼のドキュメンタリーがDVDとして発売されている。メンゲルベルクだけではなく、ハン・ベニンクなどのミュージシャンや作曲家、ビジュアル・アーティスト、マネージャーなどにもインタビュー、さまざまな証言と貴重な画像や映像からメンゲルベルクの生涯とその音楽を浮き彫りにしている。英語字幕付。

他にビムハウスでのICPオーケストラにアンソニー・ブラクストンも加わったコンサート、デイヴ・ダグラスとのデュオなどのライブ映像、また、飼い猫Piefがアップライト・ピアノを弾いている(?)姿をメンゲルベルクが撮った短いフイルムも収録されている。ジャケットの写真の猫はそのPief。

録画方式の関係で、日本では普通の家庭用DVDプレイヤーでは再生できないが、パソコンで再生可能。(ただし全ての機種で可能かどうかはわかりません)
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# by kazuey1113 | 2006-10-29 22:00 | new release
c0098087_21315821.jpg旧ソ連を構成していたロシア・ユーラシア諸国の多面的な情報を提供する目的で発刊されているユーラシア・ブックレット(東洋書店)のNo.97は、ロシア文学者でロシアのジャズに造詣が深い鈴木正美が書いた『ロシア・ジャズ -寒い国の熱い音楽-』。全64ページの冊子ながら、ロシア・ジャズの黎明期から現在の音楽シーンにいたるまで、コンパクトにわかりやすく書かれている好著。ヨーロッパ諸国とは異なった独自の発展をしたロシア・ジャズの入門書として最適。
東洋書店のウエッブ・サイトからも購入できる。
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# by kazuey1113 | 2006-10-29 21:35 | new release
c0098087_19492816.jpgニューヨークを拠点に幅広い活動をしている中国琵琶(ピパ)奏者ミン・シャオフェン(閔小芬/Min Xiao-Fen)が来日する。

ミン・シャオフェンは、琵琶(ピパ)奏者であった父から琵琶を学び、琵琶演奏全国大会などで優勝し、中国随一の名手として政府主催のワールド・ツアーに参加するなど活躍。1992年にニューヨークに渡り、クラシックのさまざまなオーケストラ、アンサンブルなどに参加。その一方で、デレク・ベイリー、ジョン・ゾーン、ネッド・ローゼンバーグ、ジョージ・ルイスなどのインプロヴァイザーやジャズ・ミュージシャンとも共演。また、カール・ストーンのインタラクティヴ・ピース "ACID KARAOKE"、"LAUBURU" への参加、フィリップ・グラスのチェンバー・オペラ "The Sound of a Voice"、"Hotel of Dreams"にも出演している。

11月4日(土) GRID605 (要予約:詳しくはHPで)
" An Evening with Min Xiao-Fen "
ミン・シャオフェン(pipa, vo)、坂本弘道(cello, electronics)、外山明(per)

11月5日(日) 新宿ピットイン
"ACID KARAOKE" (日本初演)
ミン・シャオフェン(pipa, vo)、カール・ストーン(comp)、ゲスト:鬼怒無月(g)

問い合わせ:キャロサンプ
tel. 03-3316-7376 e-mail: info@callithump.info
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# by kazuey1113 | 2006-10-26 19:53 | informaion

11月のベルリン

11月のベルリンというとジャズ祭。もう40年以上続いているヨーロッパでも最も歴史が長いジャズ祭のひとつベルリン・ジャズ祭と、同時期に開催される1968年に始まった即興音楽のフェスティバルTotal Music Meeting(TMM)が、いつの間にかヨーロッパにおける私の定点観測地のひとつになっていた。色々諸事情があって毎年必ずというわけにはいかないのだが、今年は出かけようと思う。

そのベルリンジャズ祭、今年のテーマは下記のとおり。
1)映画:ヨーロッパのジャズのドキュメンタリーや「映画+実演」など
2)ニューオリンズ:まだハリケーン・カトリーナの傷跡癒えぬニューオリンズ、彼の地のミュージシャンによる演奏だけではなくドキュメンタリー「New Orleans Music in Exile」 も上映
3)ジャズinアルペンランド:アルプスの国々、つまりスイスとオーストリアのジャズ

上記のテーマに基づくコンサート以外では、40周年を迎えるグローブ・ユニティ・オーケストラ(GUO)が再注目。そもそも《グローブ・ユニティ》は、ベルリンジャズ祭初代音楽監督故ヨアヒム・ベーレントがアレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハに委嘱し、出来上がった作品のタイトル。40年前にセンセーションを起こし、その後オーケストラの名前となった。活動していない時期もあったが、今世紀に入って再び演奏や録音を行っている。今回は、特に即興音楽シーンで近年非常に評価の高いベルリン在住のアクセル・ドゥナー、ルイ・スクラヴィスのバンドにも参加していたフランスはリヨンのトランペッター、ジャン・ルイ・カポッゾ、アメリカからは今は大学教授職のほうが忙しそうなジョージ・ルイスも参加。アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハのGUO21世紀バージョンに私は期待している。そして、この機会に40年間のヨーロッパのジャズ、フリージャズ、即興音楽について改めて検証してみたいと思う。

他方のTMMだが、助成金がもらえなくなるなどさまざまな困難に面したが、ドイツ人らしい粘り強さで継続しているボスのヘルマ・シュライフには本当に頭が下がる。今年は内橋和久がダクソフォンの考案者ハンス・ライヒェルとダクソフォンとギターによるデュオで出演。プログラムから大きなトピックスは読めないが、ヨーロッパにおける即興音楽の層の厚さを感じる。個人的には久しぶりに見るサインホ・ナムチャラクのステージをとても楽しみにしている。

それぞれのプログラム等はこちら:
ベルリン・ジャズ祭
Total Music Meeting

諸々の事情からベルリンに滞在できるのは3日間だけだが、帰ってきてからレポートをアップする予定。

蛇足になるが、フェスティバル目的ならともかく、観光でドイツに行くのなら正直言って11月はお薦めできない。空はどんよりと曇っていて陰鬱、11月のベルリンではお日さまを見ることは幸運の持ち主でない限り不可能。観光旅行なら初夏が一番、この時期に訪れるとドイツが好きになれる、と思う。
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# by kazuey1113 | 2006-10-25 21:26 | informaion
c0098087_22231910.jpg佐藤允彦のレーベルBAJ Recordsからのニュー・リリースは、『Voyages/ジョエル・レアンドレ~佐藤允彦』。ジャズだけではなく、即興演奏の場でも内外のインプロヴァイザーとのトップレベルの演奏で知られる佐藤と、ヨーロッパで活躍するベース奏者レアンドレによる即興デュオ。高次元で繰り広げれるインタープレイ、即興演奏だからこそ可能な開かれた音楽表現の豊かさを味わえる貴重なライヴ録音。

CDは限定600枚、販売は佐藤允彦のウエッブサイトとライヴ会場のみ。
問い合わせはスパイス・カムパニー・リミテッド(tel:03-3401-2626、e-mail: spice@asahi.email.ne.jp)まで。

Review@jazztokyoはこちら
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# by kazuey1113 | 2006-10-23 22:25 | new release
10月の第一週に行われたフェスティバル・コンダ・ロータ。5年ぶりに再開された今年のテーマは「ラマダンの夜」、イスラム圏の音楽家に焦点を当てた画期的なプログラム。jazztokyoに、このフェスティバル・レポートを書いた。
http://www.jazztokyo.com/yokoi/v08/v08.html

また、今回フェスティバル・コンダ・ローダに出演したデュオウードにインタビューを行っている。11月に入ってからjazztoyoに掲載される予定。デュオウードのスマッジとの雑談で、ブーカルト・ヘネンが音楽監督をしていた頃のメールス・ジャズ祭を「ジャズ、即興音楽だけではなくワールド・ミュージックも含めた総合的な素晴らしい音楽祭だった」と言っていたのが印象的。

コンダ・ロータを企画したカンバセーションは、12月にリヴィングストン・テイラー、来年2月にシャルル・アズナブールの公演を企画している。
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# by kazuey1113 | 2006-10-23 08:34 | column
c0098087_177481.jpgオランダのジャズ・即興音楽界のジニアス、ミシャ・メンゲルベルク率いるICPオーケストラが遂に来日!

メンゲルベルクは何回か来日し、豊住芳三郎とのデュオなどで国内ツアーを行っているが、大編成のプロジェクトの来日はなかなか難しく、欧米では非常に高い評価を受けているにもかかわらずICPオーケストラでの公演はなんと24年ぶり!
詳細はこちら

来日に寄せて、かつてメンゲルベルクなどに行ったインタビューなどをベースに、ICPオーケストラに焦点を当ててコンパクトに再構成し、jazztokyoにコラムを書いた。
http://www.jazztokyo.com/yokoi/v07/v07.html
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# by kazuey1113 | 2006-10-22 17:09 | column