横井一江のブログ "jazz,improvised music...and beyond"


by kazuey1113

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c0098087_8584293.jpgジャズ評論家の副島輝人は1978年から1988年にかけて8ミリフイルムにメールス・ジャズ祭などのステージを撮影・記録し続けてきた。6月から12月にかけて、その全フイルムをアップリンク・ファクトリーで月一回2または3作品づつ上映。ゲストを迎えてのトークも行う。

メールス映画で観る世界フリージャズ史!!
副島輝人フィルモグラフィ
2011年6月~12月 第2金曜日 開場18:30 開演19:00
会場:アップリンク・ファクトリー
入場料:2500円(1ドリンク付) 対談のない日は2000円(1ドリンク付)
詳細はコチラ>>>

6月10日 対談:横井一江+副島輝人
1978年メールス(47分)、1979年メールス(60分)、1988年モスクワ・ジャズ祭 (30分)
追)プログラムが変更になり、1978年メールスではなく、1988年モスクワ・ジャズ祭を上映。
 
7月 8日 対談:大友良英+副島輝人 
1980年メールス(72分)、1980年ハンブルグ(26分)、1981年ピサ(41分)

8月12日 対談:不破大輔+副島輝人 
1981年メールス(77分)、1982年メールス(47分)

9月 9日 対談なし
1983年メールス(70分)、1984年メールス(78分) 
     
8ミリフイルムの映写機はもう製造されていないだけに、8ミリフイルムでの上映は貴重な機会!お見逃しなく!
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by kazuey1113 | 2011-04-30 09:32 | informaion

メールス・ジャズ祭2011

メールス・ジャズ祭のプログラムが発表されている。昨年までは4日間に渡って開催されていたが、今年は予算の関係で一日短縮され、5月10日から12日までの3日間。オフィシャルな目玉はオーネット・コールマン、アブドゥーラ・イブラヒム(どうも私的にはダラー・ブランドというほうがピンとくる…苦)なのだろう。他に有名どころではニルス・ペッター・モルダル、ゴールデン・パルミノスなど。日本からは八木美知依ダブルトリオが出演する!

Moers FestivalのHPはコチラ>>>
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by kazuey1113 | 2011-04-30 08:57 | informaion
少々気の早いお知らせですが、既にbk1やHMVのオンラインショップなどには情報が出ているし(アマゾンはまだ)、出版記念イベントもあるので。

5月下旬に未知谷より『アヴァンギャルド・ジャズ ヨーロッパ・フリーの軌跡』を上梓することになりました!

内容は、まず第一章でヨーロッパにおけるジャズの受容について1920年代からの歴史的な流れを押さえ、第二章ではヨーロッパ独自のフリー・ムーヴメントが起こった60年代とそれに伴うミュージシャンの意識変化、その前後でなにがどう変わったかについて紹介。第三章では国・地域別に60年代以降のさまざまな動きについて、キーパーソンとなったミュージシャン、また自主組織などにスポットを当て、実際に取材した彼らの言葉・本音も交えながら書きました。ここで取り上げたミュージシャンは、アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハ、ペーター・ブロッツマン、ペーター・コヴァルト、高瀬アキ、ルディ・マハール、アクセル・ドゥナー、ミシャ・メンゲルベルク、ヴィレム・ブレゥカー、ハン・ベニンク、バリー・ガイ、デレク・ベイリー、エヴァン・パーカー、ジョン・ブッチャー、ルイ・スクラヴィス、ジョルジォ・ガスリーニ、ピノ・ミナフラ、イレーネ・シュヴァイツァーなど。そして、第四章は「ジャズ祭という窓」について。今やジャズはヨーロッパ文化の一部であるという視座から書きました。

即興音楽(あるいはフリー・インプロヴィぜーション)について論じた本はありますが、この本はそのような論文ではなく、60年代にジャズという一つの文脈の中でヨーロッパにおいてフリー・ミュージックがいかに出現したか、そして、それ以降の流れについて歴史的な背景などを踏まえて書いたものです。

6月5日(日)にはアップリンク・ファクトリーで出版記念イベント「横井一江のジャズ・ピクチャレスク」とまたアップリンク・ギャラリーでも写真展(5月25日~6月6日)を行う予定です。出版記念イベントは3部構成で、ルイ・スクラヴィスのドキュメンタリー『Louis Sclavis, l’histoire d’une creation』(監督:ファブリス・ラドゥナック)も日本初上映されます。詳細は追ってお知らせいたします。
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↑ミシャ・メンゲルベルク@メールス・ジャズ祭1992 (c)Kazue Yokoi
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by kazuey1113 | 2011-04-30 07:46 | informaion
c0098087_20182787.jpgジョン・コルトレーン研究家として世界的に知られており、『The John Coltrane Reference』の共著者でもある藤岡靖洋の初めての日本語での著書『コルトレーン ジャズの殉教者』(岩波新書)が刊行された!

数多くの証言を取り込みながら、コルトレーンの生涯を綴っている。コンパクトにまとめられているので、コルトレーン入門書としてもいい。著者は30数年に渡ってコルトレーンを追いかけ、アメリカやヨーロッパで他の研究者と情報を交換しつつ調査、あるいはインタビューしてきた。その熱意は敬服に値する。コルトレーンに限らず、ある音楽家に傾倒する人はいろいろいるが、彼の場合は本当に徹底している。そういう著者の本だけに、今まで知られていなかった事実も書かれていた。個人的にはロフトとの関わりが興味深かった。あまり触れられることのないオラトゥンジ・アフリカ文化センターやブラック・アート・ムーヴメントについてページが割かれているのも研究家の彼らしい。また、初めて書かれた4人の女性関係については、「女たらし」というよりもなんというか生真面目で、コルトレーンらしいなと思った次第である。

長年に渡って得た膨大な資料から、新書というサイズにまとめるのはさぞかし大変だったと想像する。他にもあれもこれも書きたいことは沢山あったに違いない。また違った角度からコルトレーンを、アメリカ文化としてのジャズを書いてほしいと思う。
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by kazuey1113 | 2011-04-18 04:34 | informaion

訃報: ビリー・バング

ジャズ・ヴァイオリン奏者のビリー・バングが肺ガンのため、4月11日に亡くなった。1947年9月27日生まれ、享年64歳。何度か来日しており、昨年は羽野昌二の招きで東京ジャズ他で演奏している。ビリー・バングはサン・ラ・アーケストラのメンバーでもあった。関係者へのお知らせによるとメモリアル・コンサートの開催が計画されているとのこと。合掌。

The Wireの記事はコチラ>>>
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by kazuey1113 | 2011-04-15 20:24 | obituary
齋藤徹とのさまざまな企画が予定されていたものの来日が延期となってしまったジャン・サスポータスだが、4月16日に開催される「徹の部屋」にはSkypeでブッパータルから参加をすることが決まった。時空を超え、違う場所に居るアーティストとのコラボレーションが実現する滅多に見られないライヴとなりそうだ!!!

徹の部屋vol.13 「ベースの森の中で」
出演:ベース・アンサンブル(齋藤徹、瀬尾高志、パール・アレキサンダー、田辺和弘、田嶋真佐雄)
ゲスト:ジャン・サスポータス(ダンス) Skypeによりドイツ・ブッパタールより参加
日時:4月16日(土)開場19:00 開演19:30
場所:ポレポレ坐
料金:予約2,500円 / 当日3,000円(+要ワンオーダー)
予約:03-3227-1405(ポレポレタイムス社)
Email : event@polepoletimes.jp

サスポータスは4月末頃に来日を考えているとのこと。これについてはまた追って。

また、ベース・アンサンブルはkadimaのDVD収録に向かって出発、5月6日の収録が終わると5月8日にスーパーデラックスでジャン・サスポータス、ジャッキー・ジョブを加えてのセッションがあり、録音するとのこと。その経過については齋藤徹のブログで随時更新中。コチラ>>
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by kazuey1113 | 2011-04-15 19:56 | informaion
jazztokyoは、更新作業を委託してきた山形市のラボが被災したために更新が遅れていたが、久しぶりに156号がアップされた。

連載フォト・ドキュメント、今回はペーター・ブロッツマン@新宿ピットイン2008。このエッセイを書いたのは311の前だった。コチラ>>>

jazztokyoの表紙はHeavyweights!の写真。期間限定なので、今回はモノクロ版を下に貼っておこう。表紙用に送った候補三枚のうちの一枚。311の後だからだろうか。ブロッツマンの姿が「黙祷」しているように見えてしまう。
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by kazuey1113 | 2011-04-13 19:01 | column

訃報: 金井英人

ベーシストの金井英人がツアー先の豊橋ホテルで亡くなったとの報が昨日からtwitterなどで流れていた。詳細不明だが、残念ながら間違いない情報のようだ。1931年生まれ、享年79歳。金井英人は南里文夫ホット・ペッパーズなどで演奏活動を始めたのち、62年に高柳昌行らと「新世紀音楽研究所」を結成するなど日本のフリージャズ・即興音楽のパイオニアの一人となった。初期の演奏は『銀巴里セッション』で聴かれる。リーダー作は『Q』など。合掌。
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by kazuey1113 | 2011-04-10 14:02 | obituary

お花見気分

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少しお散歩。
御殿山の桜は散り始めていた。
ほとんど人がいない公園はとても静か。

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by kazuey1113 | 2011-04-09 16:09
4月16日に開催されるベルリン・ベネフィット・コンサートEine Nacht fuer Japanには、ジャンルを超えてさまざまな人が出演する。詳細はコチラ>>>

追)tagezeitungに紹介された。コチラ>>>

個人的には、被災した方とたまたま話したショックが残っている。相馬市にお住まいの方なのだが、津波が来る直前に車で間一髪脱出したらしい。家がどうなったのかを見に行くのにボートで行ったという言葉は衝撃的だった。原発からも約50キロぐらいのところにお住まいだったようだ。まだ避難所にいらっしゃるようだが、職場は無事だったので通勤されているというのは救い。「頑張って」などとはとても言えず…(この気持ちわかるかしら)

津波が押し寄せてくる様子でさえ、クリアでよく撮れた映像、あるいはいい写真よりも、電話でのモゴモゴした会話のほうがリアリティがあったのはなぜ?これは全てに通じるものだろう、そう思った。

「情報」という単語が空しく響く今日この頃、満開の桜だけが綺麗。
夜桜は春のソワレ…。
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by kazuey1113 | 2011-04-07 19:44 | informaion