横井一江のブログ "jazz,improvised music...and beyond"


by kazuey1113

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ギタリスト、ハイラム・ブロックが長年の薬物常用が原因の合併症で7月25日ニューヨークで亡くなった。1955年9月11日大阪生まれ、享年52歳。ニューヨークで演奏活動を始めてまもなくディヴィッド・サンボーンやブレッカー・ブラザースのバンドに参加、その後フュージョン・バンド”24丁目バンド”を結成、日本では人気を博した。また、彼はマイルス・ディヴィス、カーラ・ブレイのバンドやギル・エヴァンス・オーケストラのツアーにも参加。他にも様々なメジャーアーティストのレコーディング・セッションに加わっている。2007年に癌と診断されたが術後快復していた。
The Independentの記事はコチラ>>>

合掌
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by kazuey1113 | 2008-07-28 20:27 | obituary
ジョニー・グリフィンが、7月25日金曜日フランスの自宅で80歳で亡くなった。63年代以降ヨーロッパに渡り、そこでの活動が主となっていたが、代表作はやはり『Little Giant』(Riverside)だろうか。
NY Timesの記事はコチラ>>>
Washington Postの記事はコチラ>>>
Guardianの記事はコチラ>>>
Chicago Tribuneの記事はコチラ>>>
The Independentの記事はコチラ>>>
CitizenJazzの記事はコチラ>>>

また、オルガニストのジミー・マクグリフも5月24日に72歳で亡くなった。
JJAの記事はコチラ>>>

合掌。
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by kazuey1113 | 2008-07-26 12:38 | informaion

速報:続秋の来日など

Sense Of Wonderフェスティヴァルには、シカゴの新鋭レーベルNineteen Eight RecordsからCDをリリースしているアメリカの若手ジャムバンドRUDDERも出演するが、9月12日(金)スーパーデラックスでのライブも決定。
RUDDER@MySpaceはコチラ>>>

来年7月11日、12日横浜赤レンガ倉庫で、多和田葉子の書き下ろしテキストに高瀬アキの音楽・演出による言葉と音楽とダンスのコラボレーションによる舞台が行われることが決まった。出演は、多和田と高瀬の他、横浜開港150周年にちなんだ企画ということもあり、横浜の姉妹都市であるリヨンからルイ・スクラヴィス、そして、ベルリン在住の若手ダンサー、川口ゆいが加わる。

高瀬アキルイ・スクラヴィスとのデュオで最近演奏活動している。来日に合わせて(?)来年CDをリリースすることも計画中らしい。
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by kazuey1113 | 2008-07-23 08:37 | informaion

ローカルという視点

カフェ・ズミの泉秀樹さんがナビゲーターを務める番組にゲスト出演を頼まれたので出かけていった。テーマは「シカゴAACMの台頭」。2008年7月29日(火)22:00~23:00オンエアされる予定。詳しくは>>>

シカゴAACM、しかもその設立当時~60年代後半の話ということなので、サウスサイドというローカル抜きには語れない。と、何を話そうか考えていた。そこでふと気がついたのは、日本ではジャズの歴史にまつわる本は色々出ているけれど、当時の社会状況を織り交ぜながらスタイル変遷を主要ミュージシャン、音源(レコード中心)を元に追ったものしかないということ。それらの本は音楽を聴く際の参考になっし、勉強させてもらった。それはそれでいい。

しかし、ジャズの歴史にローカルという視点を持ち込むとまた違ったものが見えてくるように思えるのだ。シカゴだけでなく、ニューヨークもしかり。「パーカーは『ビバップは中西部のビートとニューヨークのスピードが合体して生まれたものだ』といった」ということをどこかで読んだ記憶がある。これは書いたのは確か岩浪洋三氏だったと思う。つまりビバップはインター・ローカルなものだったのだ。他もいろいろ、いろいろ。

実はこれ、ジャズとローカルということ、数年前に『ローカル・ミュージック』昼間賢著(インスクリプト)を読んで頭に浮かんでからというもの、ずーっと引っかかっているのだ。jazztokyoに書いたレビューはコチラ>>>

と、今書いている何某かの原稿から脱線して(いや、大いに関係あるのかもしれない)、あれこれ考えていることに気が付いた。さて、頭を元に戻そう。
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by kazuey1113 | 2008-07-21 10:15 | misc.

速報:秋の来日いろいろ

9月にICPオーケストラが再来日。9月13日14日に開催されるSenseOfWonderフェスティヴァルに出演する他、9月15日16日西麻布スーパーデラックスでライブを行う。

ICPオーケストラのトランペッター、トーマス・ヘベラーはその後井野信義らとセッションを行う。詳しくはコチラ>>>
他にも日本人ミュージシャンとセッションを考えているICPオーケストラのメンバーもいるもよう。

10月7日から19日にかけて、高瀬アキはジルケ・エバーハルドと日本各地をツアー。今回はオーネット・コールマンの初期作品を取り上げたプロジェクト。
詳しくはコチラ>>>

9月にはペーター・ブロッツマンも再び来日するようで、賑やかな音楽の秋になりそうだ。
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by kazuey1113 | 2008-07-16 08:49 | informaion
7月1日7月5日に書いたことのさらなる続報。

ブーカルト・ヘネンが音楽監督を降りたことでOffside Openフェスティヴァルは中止となったが、ゲルダーン市では予定されていた8月22日から24日かけてフェスティヴァルを開催するというプレスリリースが発表された。ただし、フェスティヴァルの名前はOffside OpenではなくOffside。実に紛らわしい。名前は似ているが、その内容は雲泥の差である。HP上に既に主要ミュージシャンが出ているが、それを見ればコンセプトの違いは一目瞭然だ。
コチラ>>>

ブーカルト・ヘネンが早く健康を回復して、来年Offside Openを再開してくれることを願いたい。
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by kazuey1113 | 2008-07-12 07:47 | informaion

日本音楽即興学会

神戸大学人間発達環境学研究科教授の若尾裕氏が中心となり、日本音楽即興学会を立ち上げるべく準備が行われている。

設立準備会世話人代表である若尾氏によると、今まで即興音楽に関わる研究は民族音楽学、音楽学、またジャズ研究などの立場で他領域との連携なしに行われてきたが、音楽教育や音楽療法などの分野も含めて横断的に考える場が必要ではないかという観点から、日本音楽即興学会はその実現を目的の一つとしているという。また、従来の学会のあり方に囚われずに、学術研究と表現の実践を両立させたいと考えているとのこと。音楽療法の専門家であり、また実際にワークショップ中心のクリエイティヴ・ミュージック・フェスティバルを毎年主催している彼ならでは発想といえる。

若尾氏の考えは、カワイ音楽教育研究会が発行する雑誌『あんさんぶる』7月号に掲載された彼の連載ページに詳しい。それは下記の日本音楽即興学会設立準備会のHPに転載されているので、興味のある方は是非一読を。

日本音楽即興学会設立準備会のHPはコチラ>>>

設立会は9月14日(日)に神戸大学発達科学部で行われる。

その趣旨に賛同し、学会参加を希望、また関心のある人は、下記のメールアドレスまで連絡してほしいとのこと。
jasimprep@yahoo.co.jp
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by kazuey1113 | 2008-07-10 20:26 | informaion

『砂時計』

c0098087_19201521.jpg数日前の新聞にポーランド文学者で翻訳家、詩人の工藤幸雄氏が7月5日に亡くなったという訃報が出ていた。私が読んだ幾つかのポーランド文学作品は全て彼の翻訳であり、読売文学賞を受賞した『ブルーノ・シュルツ全集』(新潮社)は今でも本棚に鎮座している。

そもそもなぜブルーノ・シュルツの作品を読むようになったのか。そのきっかけは、カンヌ映画祭審査員賞受賞も受賞したヴォイチェフ・イエジー・ハス監督の映画『砂時計(Sanatorium Pod Klepsydra)』(1973年)だった。それは同名の作品にその他の短編の要素も取り込み、捻れた時空間の中で摩訶不思議に変化する世界を鮮やかな色彩感で描いたもの。シュルツ作品の映画ではブラザーズ・クエイの『ストリート・オブ・クロコダイル』(1986年)が有名だが、彼らも絶対ハス監督のこの映画に影響を受けていると思う。

その『砂時計』をテーマに作られたCDもある。クラクフ・クレズマー・バンドによる『Sanatorium Under the Sign of the Hourglass — a tribute to Bruno Schulz/The Cracow Klezmer Band plays the music of John Zorn" target="_blank">Sanatorium Under the Sign of the Hourglass — a tribute to Bruno Schulz/The Cracow Klezmer Band plays the music of John Zorn』(Tzadik TZ7349)。作曲はジョン・ゾーン、 シュールなイメージを喚起させるJaroslaw Besterの編曲が効いている。以前jazztokyoに書いたレビューはコチラ>>>

工藤幸雄氏は翻訳者として、紹介者として貴重なお仕事をなさった方だったとつくづく思う。ご冥福をお祈りいたします。
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by kazuey1113 | 2008-07-09 19:55 | obituary
加藤真一とのデュオで『ジャズ・テロリズム』をリリースしたスガダイローの特集が7月7日(月)から14日(月)まで横濱エアジンで8日間に渡って行われる。スガは山下洋輔の一番弟子だそう。スタンダードからフリー、即興演奏まで、さて何が起こるのだろうか。

7日(月)   [始動編] Standard solo     
8日(火)   [王道編] piano trio 東保光(wb)服部正嗣(ds)        
9日(水)   [新生編] ok.sp-DS 高橋保行(tb)後藤篤(tb)土井徳浩(sax)
鈴木直人(g)折原良次(b)鈴木郁(ds)        
10日(木)   [接触編] w.加藤真一(b)        
11日(金)  [続接触編] w.蜂谷真紀(voice/toy)    
12日(土)   [覇者編] impro 坂田明(as)坂本弘道(cello)
w.蜂谷真紀(voice/toy)    
13日(日)   [真実編] real blue 松本崇史(as)ノイズ中村(as)マス子(tp)
TB448(b)池澤ルータン(ds)現代理人(詩)        
14日(月)   [孤独編] impro Solo        
詳しくはコチラ>>>
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by kazuey1113 | 2008-07-06 22:23 | informaion

続報:OffsideOpen

先程OffsideOpenのHPにブーカルト・ヘネンのメッセージがアップされた。8月にゲルダーン市ではOffsideOpenが予定されていた日程でフェスティヴァルが開催される可能性もあるが、それはOffseideOpenではなく異なったフェスティヴァルで、ブーカルト・ヘネンとは無関係なものであるとのこと。これは今年は事実上OffsideOpenが中止されるということである。

ブーカルト・ヘネンのメッセージはコチラ>>>
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by kazuey1113 | 2008-07-05 01:54 | informaion