横井一江のブログ "jazz,improvised music...and beyond"


by kazuey1113

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ロシア・ジャズ再考VOL.2


第1回が大変好評だった「ロシア・ジャズ再考」の第2回が7月15日にアップリンク・ファクトリーで開催される。「ロシア・ジャズ再考」とは、ロシア東欧のジャズの研究では第一人者の鈴木正美(新潟大学教授)のナビゲートで、レギュラー・ゲストに元ジャズ批評編集長でロシア・東欧のジャズを語らせたら右に出る者はいない岡島豊樹を迎え、貴重な映像や音源を流しながら、独自の発展をとげたロシアのジャズを紹介するイベント。

第2回は、1996年に42歳の若さで急逝したロシアの奇才セルゲイ・クリョーヒンを取り上げる。1980年代終盤、彼の率いるポップ・メハニカは、ヨーロッパを席巻した。1989年に高橋悠治が自身の企画「開かれた地平」に彼を招聘、その後も単独で来日している。

7月15日(日)開場 18:30 開演 19:00
入場料金:¥1,980(1ドリンク付)
場所:アップリンク・ファクトリー
詳細はコチラ>>>

予告編スライドショーについて↑↑↑
1989年メールスジャズ祭で撮影したセルゲイ・クリョーヒンのポップ・メハニカ。音楽フェスティヴァル写真撮影デビューだっただけに、今思うと本能でシャッターを切っているなと。瞬間を切り取っていた筈だが、ある時ここに時代が写っていることに気がついた。しかし、これほど興奮したステージはその後も数回あっただろうか。
(写真:横井一江)
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by kazuey1113 | 2007-06-28 21:30 | informaion
c0098087_20522583.jpg地底レコードが、あらたに「モビース・地底」を発足させ、1980年代に数々の名作をリリースしたジャズ評論家、副島輝人氏のモビース・レコードの音源などを副島氏の監修の下でCD化する。

その第一弾は、現在はベルリンに住み、主にヨーロッパを中心に活躍する高瀬アキとベースの第一人者井野信義のデュオ・アルバム『天衣無縫』。渡独前の高瀬の代表作であり、彼女にとって大きなステップとなった自身のプロデュースによるアルバムだ。フレッシュな感性と創造へのひたむきな意志。そのピアニズムはまさに跳躍しようとし、そのインプロヴィゼーションはジャズの向こうへ一歩踏み出そうとしている。その後、優れたデュオ作品を幾つか発表するが、起点となったのはこの井野とのダイアローグであり、世界的に活躍することになる高瀬の音楽的創造の原点はここにあると思う。

CD Review @jazztokyoコチラ>>>

高瀬は11月に帰国し、井野信義とツアーを行う他、この数年恒例となったシアターΧでの多和田葉子とのパフォーマンスなどを行う。詳細は後日掲載。

CDは地底レコードのサイトでも購入できる。コチラ>>>
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by kazuey1113 | 2007-06-20 21:03 | new release
今年は日印友好の年。インドの音楽は伝統音楽から大衆音楽まで実に多様。その中でもインド北西部ラジャスターンの伝統音楽と大道芸を融合させたハミッド・カーン率いるムサフィールは、欧米で高い評価を得ており、世界の音楽フェスティヴァルから引く手あまたの話題のグループだ。ラジャスターンの伝統音楽にタブラを持ち込み、格調高い北インド古典音楽の要素を取り入れた音楽性の高さだけではなく、女性ダンサーや大道芸も交えた娯楽性の高いステージは、目と耳の両方で楽しめる。音楽・芸能の中で新しいフュージョン。ここにも急速な変化を遂げるインドの姿がある。

7月14日(土)兵庫県立芸術文化センター
7月16日(月)河内永野 ラブリーホール
7月18日(水)東京Shibuya O-EAST
7月21日(土)徳島県立21世紀館 野外劇場
詳しくはコチラ>>>
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by kazuey1113 | 2007-06-20 19:58 | informaion
c0098087_20202435.jpg「走りつづけてきた君に、しばしの休息を-」というキャプションが帯に。佐藤允彦の新譜は、「定年退職を迎えた友人に贈るつもりで録音したアルバム」で、団塊の世代にとって懐かしい曲などをピアノ・ソロで聴かせるという趣向の作品。たしかにある世代以上には懐かしい曲のメロディーが次々と。しかし、こういった企画にありがちな情緒的に流れる安っぽい演奏ではない。寧ろその反対。硬質でたんたんと、だが余韻のある演奏。しかも随所に佐藤らしいヒネリが。骨太だがくつろげる。ココロが落ち着くのだ。団塊の世代に限らず、ウヰスキー片手にたまにはオトナの時間もいいだろう。この上なく贅沢なBGMに乾杯!CDの詳細はコチラ>>>

CDの取り扱いは佐藤允彦のウエッブサイトとライヴ会場のみ。
問い合わせはスパイス・カムパニー・リミテッド(tel:03-3401-2626、e-mail: spice@asahi.email.ne.jp)まで。
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by kazuey1113 | 2007-06-16 21:02 | new release

ハイリゲンダム

c0098087_7161159.jpg6月6日から8日にかけてドイツの保養地ハイリゲンダム近郊で行われたサミット。それに反対するデモ隊が会場付近の道路を封鎖するなどの騒ぎが起こったことは、日本でも伝えられた。私の友人のカメラマンDetlev Schilkeがその様子を撮影。彼のHPでその写真を見ることが出来る。ピエロなどに仮装したデモ隊と警察が睨みあう様子や線路を封鎖する人々などなど。TVの短い映像ではわからない人々のリアルな姿とその状況。国際政治もテレビのニュースの出来事などではなく日常であり、それに人々がコミットメントするというカルチャーの違いを感じる。コチラ>>>

このような写真を見るとなぜかメールスジャズ祭を思い出す。おそらくそこには大衆の生とパワーがあったからなのだろう。「前衛とは、大衆のエネルギーの集中的表現にすぎないのである」という花田清輝の言葉が甦る。

ちなみにDetlev Schilkeと出会ったのはベルリンジャズ祭の会場、十数年前のことである。ジャズ・ミュージシャンのとてもよい写真も沢山撮影しており、jazzpressoの2007年版ジャズ・カレンダイアリーは彼の写真が使用された。コチラ>>>
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by kazuey1113 | 2007-06-15 21:19 | informaion
5月に来日し国内をツアーしたミッシェル・ドネダ。、『Anatomie des Clets』(Potlatch)を聴いて以来、ずっとソロ・ライヴを観たいと思っていたのだが、それがついにバーバー富士で実現。そのライヴ・レポートをjazztokyoに書いた。
コチラ>>>
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by kazuey1113 | 2007-06-12 18:45 | column

追悼 清水俊彦@jazztokyo

c0098087_18504571.jpg5月21日に亡くなった詩人で音楽(ジャズ)評論家だった清水俊彦氏の追悼記事を 
jazztokyoに書いた。コチラ>>>

写真は2003年1月20日新宿ピットインで撮ったスナップショット。バックの中に持ち歩いているCyberShotで撮影したものなので画質はよくないが、氏の写真はこの時の2枚しかないので敢えて掲載。その日出演していたのは藤井郷子カルテットだった。
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by kazuey1113 | 2007-06-12 18:38 | obituary

Psi Records New Release

エヴァン・パーカーのpsi recordsから下記のCDがリリースされた。

Free Zone Appleby 2006 - psi 07.04
EVAN PARKER (soprano & tenor saxophones), PAUL RUTHERFORD (trombone), RUDI MAHALL (bass clarinet), PHILIPP WACHSMANN (violin, electronics), ALEXANDER VON SCHLIPPENBACH (piano), AKI TAKASE (piano), PAUL LOVENS (drums)
エヴァン・パーカーが音楽監督を務めるアップルビー・フェスティヴァルの2006年のライブ録音。4つのデュオ、5つのトリオと1つのカルテットが収録されている。

fORCH ‘spin networks’ (2005) - psi 07.05/6 – 2-CD set
FURT [RICHARD BARRETT and PAUL OBERMAYER] (electronics), JOHN BUTCHER (soprano & tenor saxophones), RHODRI DAVIES (harps), PAUL LOVENS (drums), PHIL MINTON (voice), WOLFGANG MITTERER (piano, electronics), UTE WASSERMANN (voice)
2005年のSWRニュー・ジャス・ミーティングに出演したエレクトロ・アコースティック・オクテットFURTのライブ録音。大ベテランから若手まで即興音楽の第一人者が参加。

EVAN PARKER ‘Hook, Drift & Shuffle’ (1983) - psi 07.07
EVAN PARKER (soprano & tenor saxophones), GEORGE LEWIS (trombone, electronics), BARRY GUY (double bass, electronics), PAUL LYTTON (percussion, electronics)
エヴァン・パーカーのエレクトロ・アコースティック・カルテットの1983年ブリュッセルでのコンサートのライヴ録音。

詳しくはコチラ>>>
CDはディストリビュートしているEmanemのHPで購入できる>>>
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by kazuey1113 | 2007-06-10 10:53 | new release
エグベルト・ジスモンチが15年ぶりに来日し、一回だけコンサートを行う。
8月20日(月) 第一生命ホール
詳しくはコチラ>>>
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by kazuey1113 | 2007-06-10 10:27 | informaion
5月20日6月2日の記事の続報。

ブーカルト・ヘネンが新しく始めるフェスティヴァルOffsideOpenの出演者が一部発表された。モンクス・カジノ(アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハ、ルディ・マハール、アクセル・ドゥナー、ヤン・ローダー、ウリ・イェンセン)、高瀬アキ、ミケル・ブラーム・トリオ、ディア・ローテ・ベライヒ(フランク・メービス、ルディ・マハール、オリバー・ステイドル)、ルーク・エックス、エルンスト・レイズグル、中村明一など。詳しくはコチラ>>>
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by kazuey1113 | 2007-06-07 07:22 | informaion