横井一江のブログ "jazz,improvised music...and beyond"


by kazuey1113

カテゴリ:misc.( 69 )

音楽のながいしっぽ

最近ロングテール(The Long Tail)という言葉を度々目にするようになった。考えてみれば、私の周囲にある音楽の大半はヘッドではなくテール。市場経済とは無縁だが、GOOD MUSICは多々ある。そんなジャズの「しっぽ」や即興音楽という「しっぽ」などいろいろな音楽の「しっぽ」について、さまざまなところから入ってくる情報を随時アップしていくためにブログを作ってみた。また、ウエッブマガジン等に書いているコラム、disc review等がアップされた時も随時お知らせしていきたいと考えている。 (2006年10月22日)
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by kazuey1113 | 2016-12-31 23:59 | misc.

謹賀新年

c0098087_8341758.jpgあけましておめでとうございます。
A Happy New Year!
Prosit Neujahr!

本年もどうぞよろしくお願いいたします。よい年になりますように!
May your 2014 be filled with music, peace, and happiness
of the season.
Viel Glueck im neuen Jahr
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by kazuey1113 | 2014-01-01 16:00 | misc.

閑話休題

神戸より西へ行ったことのなかった私だが、四国、九州を飛び越えて、6月末に沖縄へ。
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感じたこと、思うこといろいろ……
だが、とてもいい一泊二日だった。
短い滞在でも異郷を訪れるのはいい。
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by kazuey1113 | 2013-07-10 20:25 | misc.

アウト・トゥ…

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私事いろいろあり…
行ったり来たりでところ定まらず

ランチに出かけたまま
なかなか戻ってこれないでいます…



I will be back...
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by kazuey1113 | 2012-03-29 18:41 | misc.
「生涯のミュージシャン10人」というアンケートが回ってきたことがある。10人なのだが、あれこれ考えこんでしまった。一人だったらどうなのだろう。あるいは生涯のアルバムという問いだったら。やはり「うーん」と考え込んでしまう気がする。

しかし、日本人の写真家で誰が一番好きかという質問には躊躇なく答えられる。2月6日に90歳で亡くなった石元泰博氏だ。もちろん他にも好きな写真家はいろいろいる。しかし、石元氏の写真が一番自分の感性にフイットするのだ。

訃報を知った後、彼の写真集の幾つかをもう一度引っ張り出して見た。目が洗われる。『シブヤ、シブヤ』もその一冊。ノーファインダーで渋谷の交差点界隈を行き交う人々を2003年から2006年にかけて撮った写真集で、そのほとんどは若者の後ろ姿なのだ。Tシャツの絵や服やバッグの絵柄やカタチが面白い。被写体との絶妙な距離感に圧倒される。2007年、三田のギャラリーへその写真展『シブヤ、シブヤ』を観に行った時に老獪にしてフレッシュと感じたことを思い出した。写真集の最後のページにある一枚には、女性の背中に自身の頭部がくっきりと影として写っている。影は飄々としているようで眼力の鋭いその姿を表しているよう。渋谷という街で行き交う若者からエネルギーを吸い取っていたのではないか、などということも考えてしまった。シカゴで撮った写真も見たい。しかし、コレクターズ・アイテムになっている『シカゴ、シカゴ』は入手困難、あっても十数万円というから…。

私は写真批評というのはほとんど読んだことがないが、石元氏の写真における造形性とかモダニズム、構図の素晴らしさ、あるいは社会を見る視線について、写真評論家などがいろいろ書いているのだろう。もちろん日本の戦後写真の草分けということも。だが、私がいちばん凄いなと思うのは、これはという瞬間には既にシャッターを押しきっているところだ。それがまた完璧な構図なのだから。たぶん無駄な動きのほとんどない人だったのではないかと想像する。

彼はうちからごく近いところにお住まいだったようだ。いつだったろう。目黒川沿いをコンデジ片手にお散歩している時、向こうからただならぬ雰囲気を持つカメラをぶら下げた老人とすれ違ったことがあった。もしかするとそれが石元泰博氏だったのかもしれない。合掌。
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by kazuey1113 | 2012-02-11 14:16 | misc.

謹賀新年

c0098087_13442644.jpgあけましておめでとうございます。
A Happy New Year!
Prosit Neujahr!

本年もどうぞよろしくお願いいたします。
よい年になりますように!
May your 2011 be filled with
music, peace, and happiness
of the season.
Viel Glueck im neuen Jahr
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by kazuey1113 | 2012-01-01 00:00 | misc.

トニー・ジャット

少し前のことである。友人と話をしていて、歴史学者のトニー・ジャットがルー・ゲーリック病で昨年亡くなっていたことを知った。新聞で報じられたのかもしれないが、隅っこの訃報欄まで普段はきちんと読んでいないので気がつかなかったのだろう。彼の著書『ヨーロッパ戦後史(上、下)』(みすず書房)には蒙を啓かれた。今、スティーヴ・ジョブズの伝記本が出たばかりである。それはそれで私も読みたい。だが、その数パーセントも売れていない本から実は多くを勉強させてもらったのだ。例えニッチな音楽ジャンルにせよ、ヨーロッパのそれを語るにはヨーロッパを知らねばなるまい。その空気に、またそこで生きる人達の生活感に触れる機会はいろいろあった。ゆえに、ジャットのテキストがレイヤーとしてそれに重なり、より立体的に物事を理解する助けになったことは間違いない。世に「学者」と名乗る人は多いが、無用なペーパーが大量生産される中、ジャットのような人物はごくごく稀である。世界情勢がめまぐるしく動く今、彼は現状をどう分析し、また後世に書き残すのか知りたかった。道半ばと感じたのは『荒廃する世界の中で』を読んだからかもしれない。自伝的著書『記憶の山荘』も読みたいが、今は読書時間がとれる状況にないのがツライ…。
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by kazuey1113 | 2011-10-25 21:10 | misc.

真実と事実は違う

たまには日々の雑感を。

ジャーナリズムは真実を伝えること、だと思っていた。だが、3.11以降の日本のメディア(マスメディアだけではなく独立系のジャーナリストも含む)が発する報道を見聞きするにつけ、それがいかに形骸化しているかを感じている。それはいみじくも音楽批評にも通じるもので、些末なことのようで実はそうでないのだが、そのことについてはここでは棚上げしておく。それ以上に大事なことがおろそかにされているからだ。

いったいどれほどのジャーナリストが真実は事実と異なるということを、事実のデータ的な集積(あるいは断片)が必ずしも真実に成り得ないことを、意識しているのだろうと疑問に思う。確かに福島原発に端を発する放射性物質による汚染問題は大きい。だが、感情的に反応している人が多すぎるような気がしてならない。それが一般市民の反応であれば理解できる。しかし、ジャーナリストならば、いったん感情を抑えて、冷静に多角的な検証をした上で物事を語る姿勢が必要だろう。原発問題に関して言えば、放射性物質というやっかいなものについて語るにはそれなりの科学的知識が必要だということが、それを難しくしているのかもしれない。そうとはいえ、感情が先走っている記事や科学的な理解不足の記事を目にすることが多すぎる。

ネット上には流言飛語が跋扈している。マスメディアが真っ当な情報を発していないゆえにそれが増幅されているように思う。マスメディアが流す「大本営発表」をにわかに信じられない人々は、私も含めてネット上からさまざまな情報を得ようとする。だが、これもまた玉石石石石混交なのだ。データそのものは事実だろう。しかし、それをどう解釈するかによって白が黒にもなり得ることに気がつかない人が少なくないことも確かである。統計の読み方もしかり。また、言葉尻だけを捉え、それに反応したテキストが多すぎるので、結果的にはそれに翻弄されることになる。

そこでふと思った。科学ジャーナリストというのはいないのかと。ネット上で(twitterも含め)さまざまなことを伝え、人々の疑問に答えようとしてしている科学者もいる。だが、科学者というのは(技術者もそうだが)、その立場でしか物事を語れない。ある分野のジョーシキは一般の人から見ればヒジョーシキだったりすることも間々あるように、数字の解釈や統計の読み方と同様、その言葉が一般の人々に上手く通じないこともあるだろう。ならば、彼らの見解あるいはコトバをわかりやすく一般大衆に伝えるようなジャーナリストがいてもいいのではないか、と思った次第である。(本題とは関係ないが、ゆとり教育以降は中高での科学教育がダメになってしまったような気がしてならない) どうやらそのような人はいることがわかったが、果たして彼らの出番は確保されているのだろうか。放射性物質による汚染問題は、人々の健康や生活に直に関わる問題であるが、メディアは自身に課せられた責務をどの程度真摯感じているのだろう。キャッチーな言葉で販売部数を上げることを優先するような雑誌やあきらかに記者(ライター)の科学的知識が不足しているなと思える記述に遭遇するだけに余計そう思うのだ。震災でジャーナリズムまで壊れてしまったとは考えたくないが…。

原発について言えば(私は脱原発の立場だが)、それがいかに込み入った問題であるかもヒシと感じた。単なる利権云々だけではなく、覇権、あるいは国際情勢とも密に関わっているような気がしてならない。ゆえに書生的っぽい論調には時に違和感を覚えてしまうのだ。今は脱原発へ国策を転じるチャンスなのだが、その書生気質が逆に脱原発への道の足を引っ張りかねないということにも、活動家は気づいていないのではないかとさえ思うことがある。

とはいえ、人は衣食住だけでは生きていけないということもまた改めて感じた。日常生活における無駄は貴重なのである。音楽や芸術もしかり。なくても生きてはいけるが、どこかムナシイ。それがいわゆる「芸術」であろうと「エンターティンメント」であろうと、必要とされているのである。

少し前、なにげなく引っ張りだした長谷川如是閑の評論集は、関東大震災後に書かれたテキストから始まっていた。如是閑といえば、「断じて行わず」を座右の銘にしていたとよく書かれているが、大山郁夫らと雑誌『我等』を創刊している。最初にその一冊(祖父が購読していたので実家にあった)を手にした時に、エスペラントの項があったのが不思議だった。今にして思えば、当時の日本のインテリの意識は今よりも開かれていたのかもしれない。そしてジャーナリスト魂も。

追)真実とはtruth、事実はfactということです。
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by kazuey1113 | 2011-07-10 13:00 | misc.

捜し物!

昨日の「副島輝人のフィルモグラフィ: メールス映画で観る世界フリージャズ史」@アップリンク・ファクトリーにいらっしゃった皆さま、どうもありがとうございました!

そこで大変残念なことがお知らせされました。副島輝人氏のメールスジャズ祭記録映画の8ミリフイルム4本、空リール、映写機用ズームレンズ他の入ったディスクユニオンの黒いバックを副島氏からテレシネ化にともなうある作業のために預かった人が4月下旬に紛失したとのこと。場所は新宿界隈か中央線内と思われます。もしなんらかこころあたりがある人がいれば、ご連絡下さいませ。

ちなみに私の経験では今のところ日本は遺失物の見つかるよい国です。私個人に関していえば、この一年の忘れ物発見率は100%。ANA飛行機内で忘れたサングラスも、飲食店に忘れた「お手元用メガネ」も、別の飲食店で一緒に行った友人がうっかり落とした手帖も全て見つかっています。お金に換算することのできない貴重な記録映像が無事見つかることを、善意の方がいらっしゃることをただ祈るのみです。
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by kazuey1113 | 2011-06-12 00:29 | misc.
6月5日に行われた『アヴァンギャルド・ジャズ ヨーロッパ・フリーの軌跡』出版記念イベント「横井一江のジャズ・ピクチャレスク」@アップリンク・ファクトリー、また昨日(6月6日)終了した横井一江写真展「革新者たちの肖像」@アップリンク・ギャラリーにご来場いただいた皆さま、どうもありがとうございました!

『アヴァンギャルド・ジャズ ヨーロッパ・フリーの軌跡』(未知谷)のほうもどうぞよろしく!(おかげさまで、本の動きもいい感じとのことです)
本の目次等はコチラ>>>

6月10日(金)に開催される「副島輝人のフィルモグラフィ: メールス映画で観る世界フリージャズ史」@アップリンク・ファクトリーでは、ゲストとして副島輝人氏と対談させていただきます。これは、副島輝人氏が1978年から1988年にかけて8ミリフイルムにメールス・ジャズ祭などのステージを撮影・記録した全作品を月一回2または3作品づつ上映するシリーズの第一回です。貴重な映像を見るまたとないチャンスですので是非ご来場下さい!
詳細はコチラ>>>
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by kazuey1113 | 2011-06-07 08:19 | misc.