2008年 08月 19日
マイク・モラスキー「ジャズ喫茶という異空間」@WEBちくま |
『戦後日本のジャズ文化』(青土社)が評判になり、2006年度サントリー学芸賞(社会・風俗部門)を受賞したマイク・モラスキー。こんどは日本の”ジャズ喫茶”文化を研究テーマに絞り込み、只今営為調査中とか。神出鬼没、なにやら日本各地あちこちのジャズ喫茶に突撃訪問しているらしいとも聞く。この聞き取り調査、まだまだしばらくかかるようだが、合間に「ジャズ喫茶という異空間――'60-'70年代の若者文化を歩く」と題してWEBちくまに連載を始めた。コチラ>>>
『その言葉、異議あり!』(中央公論新社)は爆笑ものだったが、このエッセイの展開はいかに。そして、マジメな研究論文のほうの行方は。
ジャズ喫茶は日本独自の音楽鑑賞空間で、外国人は決まって怪訝そうな顔をするのと同時に興味を持つみたいだ。しかし、外国人研究者の研究対象にこそなっても日本人でその音楽受容文化を懐古趣味からではなく再検証しようという人がいないのはいささか寂しいことである。モラスキーの文章を読んで、「その言葉、意義あり」と叫ぶ人物が現れると面白いのだけれど。絶対いる筈だと思うのだが…。
『その言葉、異議あり!』(中央公論新社)は爆笑ものだったが、このエッセイの展開はいかに。そして、マジメな研究論文のほうの行方は。
ジャズ喫茶は日本独自の音楽鑑賞空間で、外国人は決まって怪訝そうな顔をするのと同時に興味を持つみたいだ。しかし、外国人研究者の研究対象にこそなっても日本人でその音楽受容文化を懐古趣味からではなく再検証しようという人がいないのはいささか寂しいことである。モラスキーの文章を読んで、「その言葉、意義あり」と叫ぶ人物が現れると面白いのだけれど。絶対いる筈だと思うのだが…。
by kazuey1113
| 2008-08-19 20:34
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