横井一江のブログ "jazz,improvised music...and beyond"


by kazuey1113

ローカルという視点

カフェ・ズミの泉秀樹さんがナビゲーターを務める番組にゲスト出演を頼まれたので出かけていった。テーマは「シカゴAACMの台頭」。2008年7月29日(火)22:00~23:00オンエアされる予定。詳しくは>>>

シカゴAACM、しかもその設立当時~60年代後半の話ということなので、サウスサイドというローカル抜きには語れない。と、何を話そうか考えていた。そこでふと気がついたのは、日本ではジャズの歴史にまつわる本は色々出ているけれど、当時の社会状況を織り交ぜながらスタイル変遷を主要ミュージシャン、音源(レコード中心)を元に追ったものしかないということ。それらの本は音楽を聴く際の参考になっし、勉強させてもらった。それはそれでいい。

しかし、ジャズの歴史にローカルという視点を持ち込むとまた違ったものが見えてくるように思えるのだ。シカゴだけでなく、ニューヨークもしかり。「パーカーは『ビバップは中西部のビートとニューヨークのスピードが合体して生まれたものだ』といった」ということをどこかで読んだ記憶がある。これは書いたのは確か岩浪洋三氏だったと思う。つまりビバップはインター・ローカルなものだったのだ。他もいろいろ、いろいろ。

実はこれ、ジャズとローカルということ、数年前に『ローカル・ミュージック』昼間賢著(インスクリプト)を読んで頭に浮かんでからというもの、ずーっと引っかかっているのだ。jazztokyoに書いたレビューはコチラ>>>

と、今書いている何某かの原稿から脱線して(いや、大いに関係あるのかもしれない)、あれこれ考えていることに気が付いた。さて、頭を元に戻そう。
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by kazuey1113 | 2008-07-21 10:15 | misc.