横井一江のブログ "jazz,improvised music...and beyond"


by kazuey1113

スタッズ・ターケル『ジャズの巨人たち』

c0098087_2205394.jpgスタッズ・ターケル著『ジャズの巨人たち』(青土社)が刊行された。『よい戦争』でピューリッツアー賞を受賞しているアメリカを代表するノン・フィクション作家スタッズ・ターケルの処女作はこのジャズ・ジャイアンツの評伝だったのだ。取り上げられているのは、キング・オリバーに始まり、ルイ・アームスロング、デューク・エリントン、ビリー・ホリディ、改訂版に収録されたチャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンも含めた13人。暖かみのある眼差しとソフトな語り口で、ミュージシャン像が生き生きと描かれており、古いハリウッド映画を観ているような気持ちになる。「笑うには悲しすぎ、泣くには可笑しすぎる」とは誰の言葉だったっけ。そんな物語が13編綴られている。ジャズを知らない人にも楽しく読める本だ。

久しぶりによき時代のジャズを聴こう。それとももっと遡って≪ディッパー・マウス・ブルース≫や≪ウエスト・エンド・ブルース≫にしようかな。
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by kazuey1113 | 2008-02-17 22:28 | new release