2007年 12月 31日
『Globe Unity 40 Years』 |
どこでも毎年恒例の今年のベスト盤特集。2007年この一枚@jazztokyoのInternational部門で選んだのは、発売間もないアレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハ率いるグローブ・ユニティ・オーケストラの『Globe Unity 40 Years』(Intakt Records)。ここに収録された昨年11月ベルリンジャズ祭での40周年記念コンサートが思い出される。シュリッペンバッハが師であるベルント・アロイス・ツィンマーマンから影響を受けたという手法、幾つかの違ったスタイルの音楽を一つの作品に取り入れるということや、違うことが同じ時間に起こるということ、その音楽に対する複合的なコンセプトは、現代の音楽状況の中で今再びクローズアップされてしかるべき有効性があると思う。All About Jazz New YorkのPerformance of the Yearに、the Columbia/Harlem Festival of Global Jazzのプログラムのひとつとして9月20日に行われたグローブ・ユニティ・オーケストラのニューヨーク公演が選ばれたのは偶然ではないだろう。
考えてみれば、2006年のベスト盤もシュリッペンバッハのソロ・ピアノ『Twelve Tone Tails Vol.1 & Vol.2』(Intakt)で、2005年も彼の『Monk's Casino』(Intakt)だった。3年連続とは選んだ本人も驚いた。来年70歳になるというが、その衰えぬ創造力と活動を継続させるバイタリティに脱帽である。
今年もよい作品を数多くリリースしたIntakt RecordsのCDはなかなか日本では入手しづらいのが難だったが、本作も含めて一部日本のAmazonでも取り扱っていることに気が付いた。
Intakt RecordsのHPからも直接発注できる。コチラ>>>
ちなみに2007年この一枚@jazztokyoのLocal部門は『Satoko Fujii Min-Yoh Ensemble/風神雷神』(VICTO)。
考えてみれば、2006年のベスト盤もシュリッペンバッハのソロ・ピアノ『Twelve Tone Tails Vol.1 & Vol.2』(Intakt)で、2005年も彼の『Monk's Casino』(Intakt)だった。3年連続とは選んだ本人も驚いた。来年70歳になるというが、その衰えぬ創造力と活動を継続させるバイタリティに脱帽である。
今年もよい作品を数多くリリースしたIntakt RecordsのCDはなかなか日本では入手しづらいのが難だったが、本作も含めて一部日本のAmazonでも取り扱っていることに気が付いた。
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ちなみに2007年この一枚@jazztokyoのLocal部門は『Satoko Fujii Min-Yoh Ensemble/風神雷神』(VICTO)。
by kazuey1113
| 2007-12-31 12:22
| new release