2007年 11月 18日
佐藤允彦『如是我聞』 |
如是我聞、「我かくのごとく聞く」とは、経典の最初に書かれている言葉。佐藤自身が書いているノーツによると「釈尊の説法を、弟子とその系譜に連なる人たちが、各自解釈して経文にするときに使った言葉」だという。連綿と今日まで伝わってきた経典も「如是我聞」と次なる人へ伝えようとした人あればこそ。
『如是我聞』(おーらいレコード)は、禅寺とその境内の佇まいに身を置いたイメージをピアノで表現したという作品。一種水墨画のようなモノクロームの濃淡の中に、その情景が静かに立ち上がる。フィロソフィカルで奥深い精神世界、そして自然観が重なる。緩急自在にして、「墨に百色あり」というよう色調を変化させるピアノに、採取されたサウンドスコープが重ねられ、あたかもその環境に身を置いて演奏を聞いているような心持ちになる。
このアルバムは故富樫雅彦に捧げられている。
故富樫雅彦歓送会は、新宿ピットインで12月8日(土)9日(日)に行われる。詳しくはコチラ>>>
『如是我聞』(おーらいレコード)は、禅寺とその境内の佇まいに身を置いたイメージをピアノで表現したという作品。一種水墨画のようなモノクロームの濃淡の中に、その情景が静かに立ち上がる。フィロソフィカルで奥深い精神世界、そして自然観が重なる。緩急自在にして、「墨に百色あり」というよう色調を変化させるピアノに、採取されたサウンドスコープが重ねられ、あたかもその環境に身を置いて演奏を聞いているような心持ちになる。
このアルバムは故富樫雅彦に捧げられている。
故富樫雅彦歓送会は、新宿ピットインで12月8日(土)9日(日)に行われる。詳しくはコチラ>>>
by kazuey1113
| 2007-11-18 22:51
| new release