横井一江のブログ "jazz,improvised music...and beyond"


by kazuey1113

ベルリン・ジャズ祭2016

11月1日から6日まで開催される第53回ベルリン・ジャズ祭の概要が発表になった。昨年に引き続き音楽監督はイギリス人ジャーナリストのリチャード・ウィリアムス。今年はベルリンとニューヨーク・ブルックリンに焦点を当てたプログラムが予定されている。

50年前ベルリン・ジャズ祭でセンセーショナルなデビューをしたアレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハ率いるグローブ・ユニティ・オーケストラのホームでの記念コンサートのメンバーにはエヴァン・パーカー、マンフレッド・ショーフなどが予定されている。10年前の40周年記念コンサート後にメンバーらと食事をしていた時に「今度は50周年だね」と話をしていたのだが、本当に50周年記念コンサートが実現するとは。リーダーが健在で50周年を迎えることが出来たジャズ・オーケストラは他にないのではないかと思う。

ベルリン勢ではユリア・ヒュルスマン、アキム・カウフマンなど。高瀬アキもイングリッド・ラウブロック、シャルロッテ・グレイヴとのそれぞれのデュオ・コンサートが予定されている。現在ブルックリン・シーンで活躍しているミュージシャンではメアリー・ハルヴァーソン、イングリッド・ラウブロック、スティーヴ・レーマンなど。ベテラン勢ではジャック・ディジョネット、ワダダ・レオ・スミス、またブラッド・メルドー+ジョシュア・レッドマン、ニック・ベルチェなども出演。

若手では個人的に期待しているフランスのイヴ・リッサ・ホワイト・デザート・オーケストラも出演。このオーケストラにはノルウェーのトランペッター、アイヴィン・ロンニングが参加している。(彼についてJazzTokyoに書いた記事はコチラ>>>)また、11月にはオーケストラのCDがリリースされる予定。以前に書いたイヴ・リッサのソロピアノCD『des pas sur la neige』のレビューはコチラ>>>

正式なプログラムが発表になり、前売りが開始されるのは9月。

詳細はコチラ>>>

追記:アキフ・カウフマンのプロジェクトには内橋和久がジェリー・ヘミングウェイらと共に出演する予定。

音楽監督にとってはきっと闘いがあり、妥協も強いられたと思う。それでも、有名どころばかり入れ替わり立ち替わりで、新鮮味に欠ける日本のジャズ祭に比べるとずっと刺激的!これでも多分向こうではあーだこーだ言われるのだろうけれど…。どうして日本ではこういうプログラムが組めないのだろう…
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by kazuey1113 | 2016-06-14 21:16 | informaion