横井一江のブログ "jazz,improvised music...and beyond"


by kazuey1113

ソー・ロング、エリック

1964年6月29日エリック・ドルフィーがベルリンで客死してから間もなく50年。5月30日31日にはニュージャージーのモントクレア州立大学で「エリック・ドルフィー:フリーダム・オブ・サウンド」と題したフェスティヴァルが行われ、リチャード・ディヴィス、グラチャン・モンカー3世、アンドリュー・シリル、ヘンリー・スレッギル、オリヴァー・レイク、ドン・バイロン、フェローン・アクラフ等が演奏、またガンサー・シュラー、ジョン・F・スウェッドなどを迎えてシンポジウムも開催された。

ドルフィー最期の地ベルリンでも、「ソー・ロング、エリック(So Long, Eric)」と題したトリビュート・コンサートが6月20日に、公開リハーサルとパネル・ディスカッションが前日の19日にに行われる。芸術監督はアレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハ、音楽監督は高瀬アキ。ドルフィーと共演経験のあるハン・ベニンクとカール・ベルガー、そしてアクセル・ドゥナー、ルディ・マハール、ニルス・ヴォグラム他12人編成のラージ・グループで、ドルフィー作品を演奏する。このドルフィー・プロジェクトは、11月にチューリッヒで行われるフェスティヴァル「ウンエアホェルト!」他への出演も計画されている。

個人的にとても残念なのはミシャ・メンゲルベルクの健康状態が良くないこと。もし元気だったらきっと出演したのだろうな、そうすれば多分ベルリン・コンテンポラリー・ジャズ・オーケストラ以来?25年ぶり?でシュリッペンバッハとメンゲルベルクが同じステージに立つ姿を観られたかもしれないのに、と。

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というわけで、6月のベルリンは気候もいいし、ビールをトレイに乗せて運ぶ熊さんがラベルに描かれているベルリーナー・ピルスナーも美味しく飲めそうだし、ということで出かけることに。欲を言えば、ニュージャージーとベルリン両方のイベントを観ることができたらどんなに良かったかと思うが、それはいささか無理だった。

この時期ベルリンへ行くのは随分と久しぶりである。思い返せば、初めてベルリンを訪れた時も初夏で、その少し前にハンガリーがオーストリアとの国境にある鉄条網を撤去し始め、鉄のカーテンに穴が開いた。そして、ベルリンで天安門事件のニュースを聞いたのだった。

土産話はあるのかないのか………。

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by kazuey1113 | 2014-06-02 21:43 | informaion