2011年 10月 19日
『佐藤允彦/江戸戯楽』 |
『江戸戯楽』とは佐藤允彦師匠によるジャズ出囃子集。なかなか凝ったつくりで、村上寛の叩く《一番太鼓》で始まり、《前座の上り》、そして古今亭志ん生の《一丁入り》と続く。アルバム構成も寄席に見立てたところがあって、出囃子だけではなく寄席に関わりあいのある曲も取り上げている。英文曲名もまた遊んでいて、佐藤師匠との共演もある古今亭志ん彌の出囃子《元禄花見踊り》が《Gen-rock》という具合だ。しかも、出囃子でありながら、全くもってジャズ!!!
ジャズと落語には「即興性」を含めて相通じるところが多いとはよく言われるところ。ジャズファンで落語ファンも多いし、噺家の師匠にジャズ好きも少なからず。きっと落語について蘊蓄を語れるほどの人ならば、落語には浅識の私の数倍面白いのだろうな、と。
とはいえ、落語を深く知る人もそうでない人も楽しませてしまうところが、巧者3人(佐藤允彦、加藤真一、村上寛)の技。江戸の遊びゴゴロ、洒脱さをジャズで聴かせてくれる。楽しい~…。
9月20日発売。詳しくはコチラ>>>
「戯楽」といえば、佐藤師匠は『巴翁戯楽』というCDもリリースしている。
コチラ>>>
ジャズと落語には「即興性」を含めて相通じるところが多いとはよく言われるところ。ジャズファンで落語ファンも多いし、噺家の師匠にジャズ好きも少なからず。きっと落語について蘊蓄を語れるほどの人ならば、落語には浅識の私の数倍面白いのだろうな、と。
とはいえ、落語を深く知る人もそうでない人も楽しませてしまうところが、巧者3人(佐藤允彦、加藤真一、村上寛)の技。江戸の遊びゴゴロ、洒脱さをジャズで聴かせてくれる。楽しい~…。
9月20日発売。詳しくはコチラ>>>
「戯楽」といえば、佐藤師匠は『巴翁戯楽』というCDもリリースしている。
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by kazuey1113
| 2011-10-19 21:16
| new release