横井一江のブログ "jazz,improvised music...and beyond"


by kazuey1113

この1枚2010、このライヴ/コンサート 2010

jazztokyoの「この1枚2010」「このライヴ/コンサート2010」は下記のとおり。コメントも当初は掲載される予定だったが、事情により一覧のみの掲載となったので、以前に書いた記事のリンクを貼っておこう。

・この1枚2010 Local
アクセル・ドゥナー + 今井和雄 + 井野信義 + 田中徳崇/rostbestadige Zeit』doubtmusic
jazztokyoのCDレヴューはコチラ>>>

・この1枚2010 International
古谷暢康/シュトゥンデ・ヌル』地底レコード
以前に書いたブログはコチラ>>>

・このライヴ/コンサート2010 Internarional
2010年9月26日
エディ・プレヴォ&ジョン・ブッチャー
大谷石資料館(大谷石地下採掘場跡)、栃木県宇都宮市

区分けはInternarionalなのだが、今年は音楽と場所ということについていろいろ考えていたこともあって、そういう観点から選んだ。全くもってそこでしか得られない音楽体験だった。
jazztokyoのフォト・エッセイはコチラ>>>

・このライヴ/コンサート2010 Local
徹の部屋Vol.8 『小鼓・久田舜一郎さんを迎えての宴』
出演:齋藤徹(b)、久田舜一郎(小鼓)
2010年7月10日
ポレポレ坐、東京・東中野

Localはまさしくローカルという観点から。場を持っての定期的活動ということと伝統と現代ということで選んだ。齋藤徹が行っている隔月ライヴ「徹の部屋」、数回しか行っていないのだが、小鼓の久田舜一郎を迎えた夜はとりわけ印象が深かったので。久田のソロの《翁》、デュオの《砧》、あるいは齋藤のオリジナル曲。身体の内側、奥の奥の随から出てくるような鼓と声の気迫にけおされた。古層を掘り出しつつ、現代を体現する齋藤のコントラバスは、もはやヨーロッパの音ではなく日本の音といっていいだろう。ヨーロッパ・ツアーの画像を映しながらのトークで、幽玄だのなんだの哲学・美学的な言葉ではなく、能は形式美とスッパリいう久田。伝統のスゴサ、形式ということの奥深さに感じ入った。現代に生きてこそ伝統。よいものを見せていただいた、と思った。

昨年は体調や諸般の事情からライヴ/コンサートにあまり足を運べなかった。だから、ごくごく限られたなかのでベストということである。こうなってみて改めて感じたことだが、ライヴやコンサートの数は増えているのだが、何が何でも観に行きたいと思わせる企画、背中をぐっと押されるようなものは決して多くはないような気がした。パブリシティの問題もあるかもしれない。もちろん、行けなくてとても残念だったのも幾つもあるが…。今年はもう少し出かけられたらと思う。
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by kazuey1113 | 2011-01-15 17:52 | column