横井一江のブログ "jazz,improvised music...and beyond"


by kazuey1113

齋藤徹、コントラバス・トリオ始動 & 徹の部屋vol.11、他

齋藤徹は瀬尾高志、パール・アレクサンダーという二人の若手ベーシストとコントラバス・トリオBassically Speakingを11月に始動させた。「自分達の『今・ここ・私たち』でなければできない歌、そして、さらには『今でも・ここでも・わたしたちでも』ない普遍な歌が歌える音楽を目指していきたい」という。コントラバスという楽器からその音・音楽の豊かさ、可能性がどう開かれていくのか楽しみである。

*Bassically Speaking:齋藤徹(b) 瀬尾高志(b) パール・アレクサンダー(b)
12月11日(土)横濱エアジン
12月12日(日)西荻アケタの店

2009年3月にスタートして以来、ライフワークとして継続している東中野ポレポレ坐の一階にあるカフェ・スペースでの隔月コンサート「徹の部屋」も早11回目。「即興系の演奏でなく、人と人とが出会えるような催しにしたい」という初回からのコンセプトは変わっていない。今回は喜多直毅(vl)、佐藤芳明(acc)、そして長年コラボレーションを行っている画家の小林裕児を迎えて行われる。タイトルは「浸水の森」。

*徹の部屋 Vol.11 「浸水の森」
齋藤徹(b,作曲) 喜多直毅(vl) 佐藤芳明(acc) 小林裕児(絵画)
12月22日(水)Space&Cafe ポレポレ坐

12月の齋藤徹の公演はバラエティに富んでいる。他にもダンサーの工藤丈輝と4年前にスタートさせた年一度の「齋藤徹と工藤丈輝の20年連続公演ーその4」、そして、カフェ・ズミでもヴァイオリンの喜多直毅とのデュオ・ライヴを行う。

*齋藤徹と工藤丈輝の20年連続公演ーその4
12月19日(日)キッド・アイラック・アート・ホール

*齋藤徹(cb)&喜多直毅(vl)デュオ
12月5日(日)sound cafe dzumi

カフェ・ズミでのライヴのフライヤーに書かれていた齋藤徹の文章に彼の即興感がよく現れていたので、その一部を引用しておこう。このような演奏家はなかなかいない。

「即興」の対義語は「作曲作品」ではなく、「当たり前」とか「常識」さらにいえば「自分自身」であると思っています。そうすると、何も決めて無くても「即興」でないこと、作品をやっていても「即興」であることは充分あり得ます。時の流れを止めてしまうような「発見」があるかどうかがカギです。(齋藤徹)
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by kazuey1113 | 2010-11-21 18:25 | informaion