横井一江のブログ "jazz,improvised music...and beyond"


by kazuey1113

ジャズ批評150号

数日前に届いた『ジャズ批評』の最新号は150号記念特集号。1967年創刊、季刊誌として100号を祝った1999年から早10年、現在は隔月刊で発行している。海外でもジャズ雑誌が消えていく昨今、150号を祝えるというのは何よりである。

創刊150号記念大アンケートと題した特集では、読者、評論家、関係者がコメントを寄せている。私もお世話になった雑誌なのでひとこと、末席を汚すことに。そして、中平穂積×佐藤秀樹、副島輝人×玉井新二、岩浪洋三×行方均、菊地成孔×大谷能生という4つの対談。

150号の目玉は、創刊号が広告込みでまるごと再録されていること。書き手は油井正一、平岡正明、植草甚一、清水俊彦、奥成達など。言語表現に時代性がよく現れていて面白い。あの時代の熱い空気も一緒にカンヅメになってそこに潜んでいるみたいだ。まだ、レコードも高価で、ジャズ喫茶も全盛期、ジャズの受容されかたも随分と違った。創刊号が発行されたのは、ジョン・コルトレーンが亡くなるほんの1ヶ月半前、フリージャズが時代とシンクロしていた頃だったのだ…。
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by kazuey1113 | 2009-06-25 19:47 | new release