音楽のながいしっぽ

最近ロングテール(The Long Tail)という言葉を度々目にするようになった。考えてみれば、私の周囲にある音楽の大半はヘッドではなくテール。市場経済とは無縁だが、GOOD MUSICは多々ある。そんなジャズの「しっぽ」や即興音楽という「しっぽ」などいろいろな音楽の「しっぽ」について、さまざまなところから入ってくる情報を随時アップしていくためにブログを作ってみた。また、ウエッブマガジン等に書いているコラム、disc review等がアップされた時も随時お知らせしていきたいと考えている。 (2006年10月22日)


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# by kazuey1113 | 2014-12-31 23:59 | misc. | Trackback | Comments(0)

『アヴァンギャルド・ジャズ ヨーロッパ・フリーの軌跡』

横井一江著
『アヴァンギャルド・ジャズ ヨーロッパ・フリーの軌跡』 (未知谷、2011)


1960年代、ヨーロッパのジャズは
独自の言語を獲得した

政治の季節、権利獲得の時代に呼応し
ドイツ、オランダ、イギリスを中心に、同時多発的に
フリージャズから新たなムーヴメントが勃興
プレイにとどまらず自主レーベル、自主組織等
新しい音楽の在り方を提示した

1980年代からドイツのジャズ祭を中心に取材
数々のミュージシャンのインタビューから見えた
本格的に紹介されることがなかった未踏のシーン
ひとつのヨーロッパ文化論!

(裏表紙紹介文)


Review @intoxicateはコチラ>>>

Review @jazztokyoはコチラ>>>


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# by kazuey1113 | 2014-12-30 20:09 | informaion | Trackback(1) | Comments(2)

So Long, Eric @ベルリン オンエア情報

ドルフィー最期の地ベルリンで6月20日に行われた芸術監督アレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハ、音楽監督高瀬アキによるトリビュートコンサート「ソー・ロング、エリック(So Long, Eric)」。メンバーは
ドルフィーと共演経験のあるハン・ベニンクとカール・ベルガー、そしてアクセル・ドゥナー、ルディ・マハール、ニルス・ヴォグラム他、12人編成のラージ・グループでの公演だった。そのライヴ音源が全曲ではないがドイツ時間6月28日23:04(日本時間6月29日6:04)からKulturradioでオンエアされる。ライヴストリーミングで日本でも聴けると思う。私と同様早起きで、興味のある方は是非是非!

Kurturradioのサイトはコチラ>>>
*Live Playerをクリックすること。
また、この公演がCD化される予定もある。


ちなみに公開リハーサルの写真を友人のカメラマンがアップしていた。コチラ>>>
私が撮影した写真は只今時差ボケ中につき少し先。作業中ということで。


カメラマンは油断のならない人たちで、撮影中の姿をしっかり写されていた。対角線上にいたのだから、当然こちらも…(笑) ささやかな同業者間の遊びゴゴロ。これは非公開なり。(^^;;


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# by kazuey1113 | 2014-06-27 21:19 | informaion | Trackback | Comments(0)

メールス・フェスティヴァルのストリーミング

先週末6月9日から9日にかけて開催されたメールス・フェスティヴァル。全てのプログラムがライヴ中継されていた。時差があるため、見たかったけれども起きられなかった、あるいは寝落ちしてしてしまった人がいるだろう。(私もそのひとり…) でも、がっかりすることはない。主要なプログラムはARTEのサイトでストリーミングされている。

ARTE のサイトはコチラ>>>
(右上のRechercherとあるところにMOERS FESTIVAL 2014あるいはミュージシャン名を入れれば出てきます)

メールス・フェスティヴァルのプログラム等は公式サイトで:
コチラ>>>

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# by kazuey1113 | 2014-06-11 08:04 | informaion | Trackback | Comments(0)

ソー・ロング、エリック

1964年6月29日エリック・ドルフィーがベルリンで客死してから間もなく50年。5月30日31日にはニュージャージーのモントクレア州立大学で「エリック・ドルフィー:フリーダム・オブ・サウンド」と題したフェスティヴァルが行われ、リチャード・ディヴィス、グラチャン・モンカー3世、アンドリュー・シリル、ヘンリー・スレッギル、オリヴァー・レイク、ドン・バイロン、フェローン・アクラフ等が演奏、またガンサー・シュラー、ジョン・F・スウェッドなどを迎えてシンポジウムも開催された。

ドルフィー最期の地ベルリンでも、「ソー・ロング、エリック(So Long, Eric)」と題したトリビュート・コンサートが6月20日に、公開リハーサルとパネル・ディスカッションが前日の19日にに行われる。芸術監督はアレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハ、音楽監督は高瀬アキ。ドルフィーと共演経験のあるハン・ベニンクとカール・ベルガー、そしてアクセル・ドゥナー、ルディ・マハール、ニルス・ヴォグラム他12人編成のラージ・グループで、ドルフィー作品を演奏する。このドルフィー・プロジェクトは、11月にチューリッヒで行われるフェスティヴァル「ウンエアホェルト!」他への出演も計画されている。

個人的にとても残念なのはミシャ・メンゲルベルクの健康状態が良くないこと。もし元気だったらきっと出演したのだろうな、そうすれば多分ベルリン・コンテンポラリー・ジャズ・オーケストラ以来?25年ぶり?でシュリッペンバッハとメンゲルベルクが同じステージに立つ姿を観られたかもしれないのに、と。

「ソー・ロング、エリック」の公式ページはコチラ>>>

というわけで、6月のベルリンは気候もいいし、ビールをトレイに乗せて運ぶ熊さんがラベルに描かれているベルリーナー・ピルスナーも美味しく飲めそうだし、ということで出かけることに。欲を言えば、ニュージャージーとベルリン両方のイベントを観ることができたらどんなに良かったかと思うが、それはいささか無理だった。

この時期ベルリンへ行くのは随分と久しぶりである。思い返せば、初めてベルリンを訪れた時も初夏で、その少し前にハンガリーがオーストリアとの国境にある鉄条網を撤去し始め、鉄のカーテンに穴が開いた。そして、ベルリンで天安門事件のニュースを聞いたのだった。

土産話はあるのかないのか………。

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# by kazuey1113 | 2014-06-02 21:43 | informaion | Trackback | Comments(0)

『佐藤允彦&ローレン・ニュートン/Skip the Blues』

jazztokyoの連載フォト・エッセイでは毎回異なったミュージシャンについて書いているが、今回ローレン・ニュートンを取り上げた(コチラ>>>)のはリリースされたばかりの『佐藤允彦&ローレン・ニュートン/Skip the Blues』(Mobys/Chitei Records)を聴いたからだ。1982年のパンムジーク・フェスティヴァルと1986年スタジオ200での再会セッションのカップリング。未発表ライヴ音源のCD化、貴重なドキュメントである。

ローレン・ニュートンの初来日は1982年。この時、富樫雅彦、ペーター・コヴァルトとの録音『コントラスト』(キングレコード Paddle Wheel)を残しているが、佐藤允彦とのセッションの音源が残っているとも聴けるとも思っていなかったので興味津々でCDをプレイヤーに入れた。勢いのあるサウンドに引き込まれていく。疾走するヴォイス(ニュートン)に、抜きつ抜かれつ併走し先んじて手を打つピアノ(佐藤)。ここでの佐藤は内部奏法も多用している。スピード感ある展開の中に、ローレン・ニュートンの音楽に向き会う姿勢、ヴォイスによる表現の可能性を拓かんとするアグレッシヴさが浮かび上がってくる。80年代にタイムスリップしたような感覚になりつつ、楽しんだ。臨場感を伝えるアナログな音質もまた増感して現像したフイルムから焼いた写真を見ているようで一興あり。思い起こせば80年代は色々な個性のヴォイス・パフォーマーが表舞台で活躍を始めた時代である。これは、まさに当時の現在進行形の音楽だった。聴いた後、一陣の風が通り抜けていったあとのような爽快感が残ったのはそれゆえだったのだろう。

フォト・エッセイはコチラ>>>

ローレン・ニュートンの最近作は、フィル・ミントンとのデュオによる『O HOW WE』。Bandcampからのダウンロード版のみ。こちらで試聴も出来る。コチラ>>>

↓は1ヶ月限定の表紙に使用した写真@横濱ジャズプロムナード2002。彼女はフォトジェニック。
【蛇足】昨年随分久しぶりに圧倒されるようなヴォイス・パフォーマーを観た。SOFA NIGHTで来日したソフィア(Sofia Jernberg)である。彼女のパフォーマンスはまた是非観たいと思う。ソロアルバムを心待ちにしているのだが…

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# by kazuey1113 | 2014-05-27 20:41 | column | Trackback | Comments(0)

姜泰煥Breath Passage 2014

姜泰煥がもうじき来日する。今回はダンスの田中泯と中村達也に大友良英あるいは山本精一、ジム・オルークをゲストに迎えるセット、齋藤徹とのデュオ、石橋英子と山本達久とのセッション、そしてソロとバラエティに富んでいる。詳しくはコチラ>>>

毎年のように来日している姜泰煥だが、私自身が諸事雑用に追われていたり、気がついた時には既に帰国していたり、しばらくご無沙汰している。しかし、今回は久々にソロを観るチャンスがあるのが嬉しい。東京からやや遠いが宇都宮のbe offは見逃すまいと楽しみにしている。宇都宮といえば大谷石資料館だ。そこではジョン・ブッチャー&エディ・プレヴォなどを観たが、大谷石地下採掘場跡という場の特異性もさることながら、大谷石に囲まれた環境がもらたらす音響効果ゆえ、極めて印象深く記憶に残っている。姜泰煥もそこで演奏しているが、残念ながら観ていない。だが、今回ソロで演奏するbe offは大谷石の蔵を改装したスペース、そこならではの響きがあるのではと期待している。ソロ以外も見逃せない顔合わせとなっているだけに、そちらもまた楽しみである。

ツアー・スケジュール:詳しくはコチラ>>>
5月16日 埼玉県日高市・高麗神社[姜泰煥, 田中泯, 大友良英, 中村達也]
5月17日 栃木県宇都宮市・be off [姜泰煥ソロ]
5月18日 茨城県つくば市・カピオホール[姜泰煥, 田中泯, 大友良英, 中村達也]
5月21日 函館市・The Bears [姜泰煥ソロ]
5月22日 千葉市稲毛・CANDY [姜泰煥, 齋藤徹]
5月23日 京都市・同志社大学寒梅館[姜泰煥, 田中泯, 山本精一, 中村達也]
5月24日 淡路島・洲本市文化体育館[姜泰煥, 田中泯, 山本精一]
5月25日 下北沢・LADY JANE [姜泰煥, 石橋英子, 山本達久]
5月26日 五反田・東京デザインセンター[姜泰煥, 田中泯, ジム・オルーク, 中村達也]
5月27日 広島市・饒津神社(にきつじんじゃ)[姜泰煥, 田中泯, ジム・オルーク, 中村達也]
5月28日 福山市・DUO [姜泰煥ソロ+姜泰煥・中村達也デュオ]
5月28日 福山市・POLEPOLE [中村達也ソロ]
5月29日 福山市・太田家住宅[姜泰煥, 田中泯, 中村達也]
5月30日 甲府市・桜座[姜泰煥, 田中泯, 中村達也]
5月31日 静岡県袋井市・樂土舍[姜泰煥, 田中泯, 大友良英, 中村達也]
6月1日 新潟県新発田市・千光寺[姜泰煥, 田中泯]


以前に書いたフォト・エッセイはコチラ>>>


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# by kazuey1113 | 2014-05-12 22:03 | informaion | Trackback | Comments(0)

【速報】高瀬アキ&ハン・ベニンク、ライヴ決定!


2011年秋に『TWO FOR TWO / Aki Takase & Han Bennink』(Intakt)をリリースした高瀬アキ&ハン・ベニンク・デュオ。高瀬のオリジナルを中心に短い作品を取り上げたこのCDは、二人それぞれのそれまでの作品とはひと味違う展開。インテンポでスウィング、即興演奏で逸脱するのもまた愉しい。二人の相性は抜群で、その後もデュオでヨーロッパをツアーした他、高瀬のファッツ・ウォーラー・プロジェクトの進化形である「ニュー・ブルース」プロジェクトにもベニンクは参加している。だが、このデュオを日本で観ることは難しいだろうな、とずっと思っていた。しかし……

今年の夏、たまたま二人が私用と別の仕事で日本に来ることが判明。一度だけのライヴが下記のとおり実現することに!

TWO FOR TWO
高瀬アキ(p) & ハン・ベニンク(ds)
日時: 8月30日(土) PM2:30-5:00(開場 PM2:00)
場所: 新宿ピットイン 昼の部
前売開始: 7月1日  7月6日AM11:00

注) 昼の部です!くれぐれもお間違えなく!

追)今年も11月の「秋のアキ」ツアーあります。テーマはエリック・ドルフィー。只今調整中。


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# by kazuey1113 | 2014-05-09 21:14 | Trackback | Comments(0)

お花見アゲイン

桜満開中@帯広。今年は観測史上最も早い4月27日に開花。桜はソメイヨシノではなく、濃いピンク色で花も大きめのエゾヤマザクラ。


早かったのは桜の開花だけではなかった。シラカバの花粉の飛散も既に始まっている。薬を持ってきてよかった!

from Kazue's iPhone


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# by kazuey1113 | 2014-05-04 14:56 | Trackback | Comments(0)

メールス・フェスティヴァル2014

今年のメールス・フェスティヴァルは6月6日から9日。1987年以来、公園に張られたサーカステントが会場だったが、完成したてのニュー・コンサート・ホール・メールスに今年から会場が変わる。ドイツなどでは聖霊降臨祭の連休ということもあって、例年どおり多くの人が公園にキャンピングしに来るだろう。しかし、会場が変わるとフェスティヴァルそのものの雰囲気も随分違ったものになる気がする。

プログラムは3月に発表されている。マーシャル・アレン率いるサン・ラ・アーケストラ、フレッド・フリス、マーク・リボー、アート・リンゼイ、ポール・ニルセン・ラヴ、ハン・ベニンク、フランスの国立オーケストラ(オリヴィエ・ブノワ音楽監督)、アヴィ・レボヴィッチ・オーケストラ、アヴァ・メンドーザなどなど。なかなかよく出来たプログラムである。よくも悪くも安定していて、それ故に知らないサウンドに出会うかもしれないという期待感に欠けるのは致し方ないのだろう。朝と深夜のセッション、コンサート・イン・ザ・ダークと題した暗闇での音楽体験プログラムも昨年同様行われる。まだ発表されていないが、ライヴ・ストリーミングされることを期待したい。

また、今年度のメールス市のアーティスト・イン・インプロヴァイザーはユリア・ヒュルスマン。彼女は高瀬アキの教え子のひとりで、ECMなどからアルバムをリリースしている。

公式サイトはコチラ>>>


そういえば、この時期のドイツあたりの旬の食材はアスパラガス。日本で売られているものの倍くらい長~いホワイトアスパラがレストランで出された時、どう食べたらいいものか、最初うろたえたことをよく覚えている。季節柄か久しぶりに食べたくなった。しかし、日本のスーパーマーケットにはグリーンアスパラは並んでいるが、生のホワイトアスパラは見ないなぁ……。

それと、あの界隈の地ビール、ディーベルス・アルトを飲みたいなぁ……。



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# by kazuey1113 | 2014-04-28 08:23 | informaion | Trackback | Comments(0)
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